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ナリタノヒトビト - 石川自動車工業 代表取締役社長 石川智美さん

成田といえば、成田山新勝寺を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、見どころは新勝寺だけではありません。成田には、訪れる方々をおもてなししようと活動している人達も沢山いるので、ぜひ彼らのことも知っていただきたいのです。
ここでは、そんな彼らを「ナリタノヒトビト」としてご紹介します!

 

今回のゲストは、石川自動車工業 代表取締役社長 石川智美さん。成田空港の建設とともに歴史を歩んできた大型車・特殊車両に強い整備工場を受け継ぎ、バスやトラックから消防車・救急車まで、地域のインフラを陰で支え続けています。
先代から引き継いだ工場をさらに拡大しながら、成田の未来をどう描いているのか。街への思いとこれからについて伺いました。

ー現在成田で手掛けられている取り組みについて教えてください。ー

石川自動車工業は、創立以来、特に大型車や特殊車両をメインとした整備工場を営んでおります。インフラの一部として、安心・安全を支える役割を担っていると思っています。大型といっても普通のバスやトラックだけではなく、消防車や救急車といった公のお仕事もいただいているので、皆さんの影のサポートになればいいなと。それが成田を支える一つの力になっていれば嬉しいです。

 

ー空港建設とともに歩んできた会社だと伺いました。創業の経緯を教えてください。ー

元々創業したのも、空港建設の工事が始まった時期がきっかけです。九州から青森まで全国のトラックがたくさん集結した頃、たまたま弊社の先祖代々の土地が代替地として提供することになったりして大きくなったという背景があります。
そこで祖父が、元々ディーゼルエンジンの設計をしていた父(現会長)に「あなた整備士の資格持ってるでしょう。じゃあ工場自分で建てちゃえば?」と提案したのが始まりで。父がやりたくて始めたわけじゃないんですよ(笑)。「やっちゃいなよ」というノリだったんです。

でも、父は一度始めたらとことんやり抜く性格で。日中は建設に車を使い、夜休んでいる間に車を直すという、本当に24時間稼働するような体制で仕事をしていました。それで石川自動車の基盤ができました。最初から大型に特化したわけではないのですが、工場の天井を高く設定したことで、当時そういった背の高い建物が周りになかったため、自然と大型車が集まってきたという経緯もあります。

ー成田空港周辺エリアで好きなスポットはありますか?ー

私は田園風景が心から好きなんです。学生時代、学校に通う途中の川沿いが全部田んぼで、夏の青々とした稲に風が吹いてなびいていく姿を見ながら通学するのがとても好きでした。
今はその田んぼもなくなってしまいましたが、会社の裏手にまだ田んぼがあって。ちょうど今も、青々とした若い稲を見ながら犬と散歩に行くのが日課です。風の動きを見ながら子供の頃を思い出す、心が落ち着く大好きな時間です。

ーこれからの成田の未来に向けて、ご自身はどう行動していきたいですか?ー

成田を「働きやすい、住みやすい街」にしていくための街づくりをどんどん進めていかなくちゃいけないと思っています。街から必要とされる企業を誘致して雇用を生み出すこと。人口が増えれば、行政側も様々な公的サポートができるようになりますし。
そういったことも考えて、今弊社は第3の工場を建設中です。本社も拡大しましたので、雇用を生み出したり、必要な人材育成を行ったりして、技術がある方たちが成田に定着してくれるような取り組みを進めています。そういう形で、成田の力になれればいいなと思っています。

ー最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします。ー

成田は歴史と文化があり、さらに国際色豊かな側面と、昔ながらの人情が共存する魅力的な街だと思います。
その魅力を感じていただくには、空港だけでなく街中にも足を運んでいただきたいですね。成田山の参道を歩いたり、成田のうなぎを食べたり。国際色豊かという意味では、昔から欧米の方が多く訪れるので、正直に言うと都内よりも英語が通じる街だと思うんです。外国人の方にとっても非常に観光しやすい街ですので、ぜひ参道のお店なども楽しんでみてください。
そして成田祇園祭にも機会があれば見に来ていただいて、できれば参加いただいきたいですね。

  2026/08/03