成田といえば、成田山新勝寺を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、見どころは新勝寺だけではありません。成田には、訪れる方々をおもてなししようと活動している人達も沢山いるので、ぜひ彼らのことも知っていただきたいのです。
ここでは、そんな彼らを「ナリタノヒトビト」としてご紹介します!
第二回目のゲストは、成田市大室にあるゲストハウス「Ready to Flight!NARITA」の蟻川さん。
「ナリタノヒトビト」には、成田という街を大切にして、情熱を持つ人たちがたくさんいます。
ぜひ成田に来たら訪れてみてくださいね。
―簡単に自己紹介をお願いします。―
ゲストハウス「Ready to Flight!NARITA」のマネージャー 蟻川亜樹(ありかわあき)です。群馬県前橋市出身で成田まで毎日通っていましたが、成田に愛着がわいてきてほぼ住み込み状態です。笑
―「Ready to Flight!NARITA」にはどんな特徴があるのでしょうか?―
「Ready to Flight!NARITA」は旅の準備をする宿として、2019年10月1日から運営しています。
ここは元々、旧久住第二小学校でした。
廃校として利用されていなかったところを、リノベーションして、ゲストハウスに生まれ変わらせたのです。
現在は、世界各地から訪れる旅人や、サッカーやバスケットボールなどスポーツをされる方の合宿、企業研修など、沢山の方々にご利用いただいています。
また、月に1回子供たちが主人公になれるcampを開催中。
学校全体を使って2日間遊びに集中!!初めて会ったお友達でもあっという間に仲良くなれて、みんな楽しんでくれます。
camp以外にも様々なイベントをReady to Flight!NARITAでは開催していますので、是非いろんな方に足を運んでいただきたいです。
―なぜゲストハウスを運営しようと思ったのでしょうか?―
ゲストハウスの最大の魅力は、ゲスト同士やスタッフと沢山コミュニケーションを取れるところ。
スマホが普及する中、人と人が会話をする機会が極端に減ってきている。
そんな現代に生きづらさを感じ始めたのがきっかけ。
メールでは感情を乗せることができない為、相違が出てしまうこともある。
それに口があるのに会話をする機会が無いなんてもったいない!!そこで、出会いの場所・語れる場所を提供したいとう強い思いからゲストハウスの運営に携わる事を決めました。
沢山の価値観の人と出会い、視野が広がり生活が充実していることを既に実感しています。
―なぜ成田を選んだのでしょうか?―
大きく二つ理由があります。
一つ目は東京から遠すぎず、時間が1時間程度という点、二つ目は成田空港の存在です。
観光資源のある地域の廃校も検討はしたのですが、東京からの距離感がどうしても100㎞、2時間圏になってくるというところと、他の観光資源と違い成田空港はある意味オンリーワンの存在で特異性があるためそれをうまく武器にできるのではと考え選択しました。
―なぜ廃校を利用しようと考えたのですか?―
学校はとにかく施設が整備されていて「自分の創造力でいろいろな活用が出来る」という事に魅力を感じたからです。
教員免許もあり、子供と関わる仕事がしたいけど宿泊業もしたいという欲張りな性格の私にはピッタリの案件でした。
―実際に取り組んでみて、今までどんな感触ですか?―
大室地区の方々や成田市の方々の優しさに支えられながら、とても楽しく活動できています。
廃校になってしまった小学校が生まれ変わったことを喜んでくださる方々が沢山いることが何よりも嬉しいです。
―蟻川さんが感じる成田の魅力はどんなところですか?―
住みやすさに魅力を感じています。
首都圏までのアクセスも良く、自然が豊かでゆっくりとした時間の流れで仕事ができる。
そして、成田参道にいけば京都のような日本文化に触れることもできる。
また、成田空港も直ぐ近くなので飛行機が近くで見れるのも魅力です。
―今後オリンピックなどのイベントで、ますます訪日外国人が多くなっていき盛り上がっていくであろう成田。未来に向けてどうしていきたいですか?―
私たちにしか提供できない心からのサービスを提供することで、今後の集客に大きくつながっていくと思います。
Ready to Flight!NARITAに来て、心から楽しんでいただける工夫をしていきます。
―ありがとうございます。最後に何かあれば!―
We LOVE NARITA♡
ポテンシャルの高さを活かして、成田のまちづくりに少しでも力になりたいです!!
Ready to Flight!NARITA オーナー
蟻川 亜樹
高校から地元を離れ新潟にて寮生活、大学は京都。そして社会人になり、全国を飛び回りながら拠点を移動しつつ活動している。 座右の銘は「敷かれた道を進むより道なきところに自ら道を築いて進め」。 とにかくアクティブな事が大好き。生きていく中であと何人の人に出会えるかを楽しみにしながら仕事や様々な活動に積極的に関わっいる。