成田国際空港から無料シャトルバスで約20分。
そこにはなんともゴージャスな大型スパ施設があることをご存知でしょうか。
今なら入場料が平日1,000円、土日祝日1,400円となっており、とてもお得に利用できます。
成田で時間を持て余しているなら、ゆっくりとお湯に浸かってこれからの旅先への期待や、これまでの旅の思い出などにふけってみるのもいいかもしれません。
とにかくゴージャスな東京湯楽城
2018年に完成してからというもの、独特なコンセプトもあって注目度の高い「東京湯楽城」。
地上波で紹介されたこともあるので、ご存知の方もいるかもしれません。
ヨーロッパ風のデザインが施されている部屋にいたと思えば、その隣の部屋は突然昭和テイストの空間になったりします。
それらひとつひとつの空間や演出のスケールが大きく、いい意味でのごちゃごちゃ感がゴージャスさを醸し出しています。
これまでコロナの影響により一時休館していましたが、2021年6月より営業を再開したとのことなので、様子を見に行ってきました。
空港や駅からシャトルバス移動
東京湯楽城はホテル「ラディソン成田」の横にあります。
ホテルから成田国際空港、京成成田駅には無料のシャトルバスが運行していますので、ぜひ利用しましょう。それぞれ約20-30分くらいの道のりです。
駐車場も完備していますので、車でも行くことができます。
ホテルから少し歩く
シャトルバスでホテルに到着したら、案内板に沿って歩いて向かいます。
ホテルのよく整備された庭園を横切ると、浮世絵のパネルが並ぶ駐車場が表れます。
入場前からただならぬ雰囲気
湯楽城の方向に向かって歩いていると、近づくにつれ音楽が聞こえてきます。
流れているのは「Time to say good bye」。
広い敷地に長屋の建物が堂々と鎮座しており、大音量のBGMの効果もあいまって、かなり独特で荘厳な雰囲気を醸し出しています。
エントランスはヨーロピアンな内装
中央の橋を渡るとスタッフに消毒と検温を促され、靴を靴箱に置いて入場します。
エントランスがこれまたゴージャス!
受付カウンターの大きさに釣り合わないほどの広々としたスペースが広がり、とても贅沢に空間を使っています。
受付で説明と鍵、着替えセットを受け取ったら更衣室に向かいます。
もらった鍵にはICチップもついており、館内で購入したものはそのICチップに記録、退館の時に入場料とまとてめて清算するシステムです。
足湯からスパ施設に入場
館内着に着替え、プラネタリウム風の足湯を抜けると、昭和テイストの空間が広がっていました。
みどころはなんといっても天井に広がるモニター。
花畑や海など、幻想的な映像が流され、思わず目を奪われてしまいます。
ゆっくりできる施設の数々
メインはもちろんお湯のスパ施設ですが、スパの前後にゆっくりできる施設や仕掛けがたくさんあります。
まとめてご紹介します。
飲食施設
丼ものや定食などを扱うお店、パフェなどのデザートを扱うお店、居酒屋、バー(一時閉業中)など4箇所あります。
すべて食券制で、値段もこういった施設にしては良心的な印象です。
味もおいしい。こちらは850円の親子丼。
キッズスペース
こどもはこちらのキッズスペースで遊ぶこともできます。
子連れで来る方には嬉しい設備ですね。
ステージ
場内中央付近にステージもありました。
私が滞在中に使われることはありませんでしたが、演奏やダンスなどのエンターテインメントショーが不定期で開催されるようです。
個室
ステージの前に個室が4部屋あります。
追加で利用料がかかります。
多目的ホール
これまた内装にこだわった多目的ホール。大画面のテレビが目立ちます。
岩盤浴
館内着のまま利用できる岩盤浴スペースもあります。
男女兼用の施設です。
カプセルホテル
コロナにより閉鎖中でしたが、普段はそのままこちらの施設に宿泊できるようです。
休憩処
カーテン付きのBOX型休憩処もあります。
寝過ごしてしまわないように気を付けたいところです。
噴水ショー
時間指定で噴水ショーも見ることができます。
入口にある噴水が音楽とともに踊り、ダイナミックなショーになっています。
ライトアップが映えるので、ある程度暗くなってからのほうがおすすめです。
その他にもコミックコーナー、マッサージ施設や木工教室、神社まであり、長時間過ごしても飽きない設備がたくさんありました。
もちろんお風呂も広めのつくりとなっています。
サウナやヒノキ風呂、低温風呂、露天風呂などのお湯が揃います。
感染対策もしっかり
今回訪れたのは日曜日の17時~19時ごろ。
普段は一番混雑してそうな時間帯ですが、コロナの影響で予想していたより人は少なく、密状態にはなっていませんでした。
各所にアルコールも常備してあり、感染対策もしっかりしている印象です。
いまなら平日は半額以下!
内装にこだわり、たくさんのサービスがある東京湯楽城ですが、コロナの影響もあり今はなんと入館料が平日1,000円、土日祝日でも1,400円で利用することができます。
普段は入場料2,500円なので、今のこの料金設定は破格です。
トランジットや旅のついでに寄るのはもちろん、この湯楽城に訪れるためだけでも成田に来る理由になると思います。
※この記事の内容は2021年6月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
成田の大型温泉スパ施設「東京湯楽城」